ガープス・サイオニクス・リプレイ世界観

 このリプレイの世界観は現代のこの世界に近い物ですが、あくまでフィクションです。

 ゲームルールは、基本的に角川G文庫の「ガープスベーシック」と「ガープスサイオニクス」を使用しており、

各プレイヤーキャラクター(以下PC)は200CPで作成されています。

 それでは本編に入る前に、このリプレイに登場する三つの巨大組織について説明しましょう。



・KAGAグループ(通称、KAGA)

 PCたちの所属する組織です。本社は東京に置かれています。その存在目的は「超能力者」の保護と世界中の遺跡から出土するオーパーツ

(場違いな遺物、主に超古代のオーバーテクノロジーの産物)の収集、研究などです。

 後述する「財団」、「教団」とは敵対関係にあります。





・ロックバレー財団(通称、財団)

本社をニューヨークに置く巨大企業です。超能力者をテロや戦争に使い、現在の地位を築いたため他の組織の超能力者から毛嫌い されています。

 配下の超能力者が反乱を起こすことを恐れ、一部の超能力者を洗脳していることも嫌われている理由の一つです。

 「KAGA」や「教団」とは敵対しています。





・GAIA教団(通称、教団)

 特定の本部を持たない組織です。

 世界各国の宗教組織同士のいざこざを防止するため設立された、いわば「宗教ギルド」です。

 結成当初の理念は、各宗教の相互理解でしたが、信仰心を失う人間が増えてきたためか、徐々に目的が狂い、現在ではそれらの人々に

信仰心を取り戻させるため、過激な方法を採るようになりました。

 教団は、超能力者を二つに分けて呼称しています。区分は単純明快で、味方なら「神官」、それ以外なら「悪魔」です。

 「KAGA」や「財団」とは言うまでもなく敵対しています。






前のページに戻る